美術館散策記
1998.10/10
兵(つわもの)の時代/
横浜市歴史博物館
横浜市歴史博物館で開催中の上記展示に行きました、ここは「大塚・歳勝土遺跡公園」の中にあり、公園の中には茅葺きの家屋が復元されていたりします、秋晴れの中公園で弁当を食べたのは気持ちよかったです。
博物館の方は、展示は広い空間を贅沢に使用し見やすかったと思います、時代を追って鉄製品の変遷を見ることが出来ました、最後には鉄の組織写真(こんなん誰が見るんだろうね)や刀の名称の解説などもありました、戦国時代の鎧の作り方の解説が興味深かったです。
常設店も横浜の歴史を紹介していましたが、神奈川県立博物館との違いが判りませんでした、神奈川県立博物館の方が遙かに資料は充実しており(歴史が違うから当然なんでしょうけど)ここって、神奈川県立の出張所なのか?、と思いました。
各時代毎に、解説資料がおいてあるのは親切だと思います。
ここにきて思ったのは、さすがにバブル期の田舎に出来た建物だけのことはあり、外装、内装共に見た目は素晴らしかったです、しかし後発の博物館なだけあって、有名な展示品は殆どどこかで見たものの複製品で、本物は割れた土器や、破片だけ、実体はフェイクの館のようでちょっと残念な気分になりました、まさに器造って魂入れずという言葉を思い出しました。
首都圏にちょっと足を運べば本物が見れる環境にいる人々にフェイクを提供することが、意味がある事かどうか私には判りません、天気の良い休日にも人がほとんど入ってなかったので、このままで大丈夫かなと思いました。
ALL TEXT BY Ciel(S.Ishida)