安田火災東郷青児美術館


12/20ルオー回顧展/安田火災東郷青児記念美術館
ルオーの回顧展を見てきました、初期のアカデミズムあふれる作品からピエロなどの印象的な題材、晩年の人と、とおしで見ることができました、個人的にはピエロのころの作品が好きなんで期待していきました。
それにしても、この人の絵も生で見ると迫力が違います、凹凸の激しいキャンバスは力強さを感じさせます、そんな中に寂しさを感じさせる色使いで哀愁を感じさせます、ものすごい有名な作品は来てなかったように思いますが、秀作が多くて見ていた楽しかったです。



1998.9/23「空に播く種子または宙の花」豊島弘尚展/安田火災東郷青児美術館
上記展示に行ってきたのですが、たまたまカルメンコレクション展で、招待券をもらったので行ってみたのですが、本当に素晴らしい作品達に出会えて幸せでした。

作品はオーソドックスに、年代順に並べられているたのですが、展示方法(壁の仕切方)が秀逸で、各年代毎にポイントとなる作品を、壁の突き当たりに配置し、その脇に関連する作品を置いて観覧者の三面を囲み、作者の創る世界へどっぷりと浸らせてくれるようになっていたと思います。
絵は、カラフルな色彩感あふれる絵でしたが、それ以上に観ている者を引き込む何かがあったと思います。
特に、安田火災東郷青児美術館の大賞を受賞した「空に播く種子(父の星冠)(1997) 」は、号数も大きな絵なのですがそれ以上に、私を引き込むものがありました、文章で説明するのは難しいんですけど、絵を観ながらその絵に近づいていくと、中央に描かれた赤い丘のような所に、そのまま入っていってしまいそうな、そんな間隔を覚えました、それが怖いとかそういうのではなく、自然と絵の中にすーーと呑み込まれてしまうそんな感じです。
他にも「ノア」をモチーフにした作品は、箱船を書いてるという感じはしないのですが、絵の中に物体が浮いてるのが感じられました。

作品が気に入って図録を買ったのですが、図録でこの作品達を観ると、まるでイラストレーションのようでした、それはそれで良いのですが、実際の作品にあるどろどろとした感じは、実物を見ないと判らないなと思いました。
見るより感じる、そんな作品に出会え、大変満足しました。

それにしても祭日だというのに人はいなかったですね、学芸員さんとお客の数が一対一と言う感じでとてもゆったり観ることが出来ました、人が入らないと個展をやるのが難しくなったら困ると思うのですが、観る方にとっては非常に良い環境で見ることができたと思います。




1998.8/9現代ボタニカル・アート展/安田火災東郷青児美術館
最近よく通ってる気がする、新宿の東郷青児美術館で開催中の、「現代ボタニカル・アート展」−草花の麗しきポートレート− を見てきました。

実物を忠実に書き写すことに執着するあまり、生物の持つ生々しさが、緻密な線に押し殺されてるような気がしました。
以前、動物関係の博物画を見に行ったことがあるのですがそれと同じ感じで見に行ったので、ちょっと失敗した気分になりました。
これは、観察対象として興味があるか否かの問題だと思うのですが、どんなに正確に描かれても、自身が花に興味が薄いせいか、絵を見ていても楽しさが感じられなかった。
博物画は、楽しいとかそう言うものじゃないことは、百も承知ですけど。

しかも、展示場が広いため、展示点数が多すぎたのも、疲れを増幅していたと思います、ギャラリー程度の広さで、のんびりと見るほうがよい気がしました。

博物画は基本的に書斎で、図鑑を広げ、説明文を読みながら見るものだと思いました。


1998.6/20東郷青児展/安田火災東郷青児美術館
新宿西口の安田火災ビルにある安田火災東郷青児美術館で開催中の東郷青児展に行ってきました。 世田谷美術館から、馬事公苑を経由して、そこから世田谷線の上町駅にたどり着いて、2駅乗って、山下から小田急線の豪徳寺駅へ乗り換えをして新宿まで行くという変なルートを使いました。バスを使えば一本で渋谷か新宿まで行けそうですが、世田谷線というレアな乗り物に乗れて楽しかったです。

展示のほうは、東郷青児の絵の変遷が見られるようにしてあり、その間に同時代に親交のあった画家の絵を挟む形で展示されていました。
最初のほうでは、竹久夢二との親交についてもふれられていました、途中、藤田嗣治の絵のも出会い感動、相変わらず動物たちがかわいいです。
藤田さんと東郷さんが一緒に写ってる写真があり、藤田さんは自画像を何度か見ていたので一目でこの人が藤田さんだと判るほど、自画像に似ていました。

東郷青児の絵は結構見てきたつもりなんですれど、今回の展示ではじめてみる作品もいくつかあり、新たな感動を覚えました

美術館建物
看板1
看板2
看板3
美術館入り口




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