美術館散策記
12/6
吉田善彦展/世田谷美術館
非常に美しい絵がたくさんあって目を惹きましたが、それ以外の荒涼感あふれ、立木を描いた風景画が印象的でした、寒々しい雰囲気の中に僅かに光が見えるようなそんな作品がありました、他にも日本画の作風で海外を描くという試みも面白いと思います、日本の風景画家ももっと海外をいっぱい書くといいなと思いました、晩年の大作は画面の大きさに内容が伴っており、ほんとに素晴らしかったです。
1998.6/20
三星堆/世田谷美術館
東急東横線の田園調布駅からバスで10分くらいの所にある、世田谷美術館に行ってきました。世田谷美術館は前回行ったときに非常に気に入ったので、今回も楽しみにしていきました。
「三星堆」は、約5000年前に中国で栄えた文明らしいですが、これがとても5000年前の物とは思えないほど素晴らしい青銅の鋳物を造っていて驚いたです、鋳物の中でも、”神樹”、””立人像””仮面”など、多くの物が印象に残りました。
技術的には現代でも十分通用するような鋳造物だったと思えます。
その他にも、磨製石器にかかれた模様や、石に穴を空けたアクセサリーなども、本当にどうやって創ったんだろうと不思議になるような物がたくさん展示されていて、世界にはまだまだ神秘と謎が残ってるんだなと思いました。
関連グッズの充実ぶりも良かったと思います、図録も装丁も丁寧で、折り返しの図版などもあり、よいできだと思いました。
看板
美術館外観
中庭
ゴジラもどき
1998.4/4
異文化へのまなざし/世田谷美術館
世田谷美術館で開催している上記展示に行って来ました、土曜日は夜8時までやっているということで、夕方に神田から地下鉄、半蔵門線に乗って、二子玉川園下車、美術館行きバスで行きました。 こちらのルートはバスの道が細くてかなり時間がかかりました。
帰りに利用した、東横線、東急目蒲線の田園調布からバスで行くルートの方がいいような気がします。
「異文化へのまなざし」看板その1
「異文化へのまなざし」看板その2
世田谷美術館ですが、新しい美術館のようで外観は美しく内部も機能的で見やすかったと思います。展示ケースが木製のケースというのも非常に良かったと思います。
今回の展示は、大英博物館に収蔵されているアフリカ、オセアニア、日本、各国の民芸品、各国が見た西洋人のイメージを美術品を通して幅広く展示していました。
最初のコーナーにあった、100年前の大英博物館の展示を再現していたのですが、展示数が多いので、展示ケースにびっしりと張り付けているという感じで、少々せわしない印象を受けました。
しかし、各民族の戦闘用道具、棍棒、斧、盾などの展示が充実していました、特に盾は日本にはほとんど無い文化なので興味深く見ました。
ほかにも、貝や象牙を使ったアクセサリー、木製の彫像なども、非常に楽しく観ることができました。呪術用彫像「ンキシ・ンコンティ」は、木の像に、釘のようなものがたくさん刺さっており、チラシの写真で見ても不気味だったのですが、実物は本当に不気味でした。
「ンキシ・ンコンティ」を相方の前で、「「ンキシ・ンンコティ」と言ってしまい、たいそう笑われました、なんて罰当たりなことだ(−−;;。
現代のコーナーでは、融合する各国の文化と称して、各国の文化の紹介があったのですが、日本のものとして、KIOSKや、プリクラなんかがあったのには驚きでした。
アフリカ、オセアニアのものでは、変な形の棺桶(飛行機や、車型)、ドラム缶でできた盾(昔の盾は、皮や草を編んでいたのですが、大きな変化です。)の展示なんかがありました。
地方の小都市という感じの街に大きな公園に隣接して美術館があり、晴れた日に散策するには絶好の場所に思えました。
ALL TEXT BY Ciel(S.Ishida)