美術館散策記
1998.4/25
「岸田劉生の時代・そしてその後緑と土によせる画家たちの思い」展
JR常磐線水戸駅から徒歩で数分の場所にある茨城県近代美術館の同展に行ってきました。
「岸田劉生の時代・そしてその後緑と土によせる画家たちの思い」展の看板
茨城県近代美術館 入口
茨城県近代美術館 外観
「岸田劉生の時代・そしてその後緑と土によせる画家たちの思い」展(長い・・・)は、企画展示はその名の通りで、岸田劉生の絵をフロントに配して、残りを岸田劉生と同時代から、現代まで日本の風景もしくは、風景を中心に据えた展示でした。
岸田劉生の絵では風景の中に「麗子」が出ているのが笑えました(笑えましたは、大変失礼な表現ですが、国立近代の「麗子」の絵を見ると不気味さから笑ってしまう(これもかなり失礼)ので、それが風景の中にあらわれたので、笑えたのです。)
その他の作家では、郷倉千靭、大野椒高、牛島憲之、高島野十朗、柳田昭などの絵が印象に残りました。
常設展では、没後60年記念として、小川芋銭の展示がありました。小川芋銭の絵は、どれも遊び心にあふれて、心温まる感じがしました。
その他の展示は、佐伯祐三、藤田嗣治、ギュスターブ・クールベの絵が印象的でした。(単に個人的に好きな画家の絵なんですけどね、でも、地方の美術館に行って、好きな作家の絵にあえるのは幸せなことだと思います。)
図録は1600円と安かったのですが、印刷が今一つでちょっとがっかりしてしまいました。図版の発色には特に気を配って欲しいと思います。地方の単独展示なので販売数がよめないと思うのですが、絵はがきは作って欲しいと思います。
ALL TEXT BY Ciel(S.Ishida)